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被害妄想

4月末以来、2週間ぶりに祖母のところに行ってきました。

おばによると、祖母は、あいかわらずおば(のみ)に対する被害妄想があるようです。

祖母の部屋に入りましたが、入ってすぐ右手の棚に「取らないで」と書かれた紙が貼られていたり、クローゼットの取っ手同士をバンドでつながれて鍵がかけられていたり、前よりも警備が頑丈になっている気がしますw

部屋の扉にも、最初は鍵がかかっていました。

おばは、まったく祖母の部屋に入っていないみたいですがね。

 

もちろん、昔の祖母はそんな被害妄想はしていませんでした。

祖母が認知症であろうことは分かっているのですが、どうして被害妄想が症状として現れるのかがいまだに理解できないのです。

運動能力と同様に、脳も老化していくというのは納得できます。

しかし、脳が老化していくことが、どのようにして被害妄想に繋がるのでしょうか?

大学時代、小さい子供が不完全な環境下で母語の文法を完璧に習得するということを学んだときから、ずっと「脳って不思議だなあ」と思っています。

 

とはいえ、私も被害妄想に似たネガティブな思い込みをよくしてしまいます。

他の人の何気ない行動を見て、ひねくれた解釈をしてしまうのです。

例えば、自動車学校の技能教習で縦列駐車をしている最中。

てこずっているときにふと指導員のほうを見ると、私のことは見向きもせずに真顔で真正面を見ているのです。

その様子を見て私は、「駐車がなかなかうまくできなくて、きっとイライラさせてしまっているんだろうな」と勝手にへこみました。

あとは、気分が沈んでいるとき、自分の視界に入ってくる人たち全員が私の敵に思えてしまうときがあります。

「私の味方など一人もいない」という考えから抜け出せなくなります。

社会人になってからは頻度がかなり低くなりましたが、この状態に陥ると、もともと沈んでいる気持ちがもっと沈んでしまいます。

もしかしたら、この手の思い込みの「たが」が外れて、態度や言動といった表面に現れてしまうのが、認知症の被害妄想なのかなあ……と勝手に考えています。

 

被害妄想以外は、いたって普通の祖母です。

健康そのものです。

今日は、たまたま祖母のお姉さんと彼女のお孫さんがやってきて、普通に談笑していました。

うーん、どうしたら症状を軽くできるのでしょうか?

たくさん笑わせたらいいんですかね?(適当)

 

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