食品工場

昨日のことになりますが、日雇いで3年半細々とお世話になっていたバイト先で最後の日勤に入ってきました。

某コンビニのお弁当やおにぎりを作る工場です。

日によって、ベルトコンベアで流れてくるお弁当に食べ物を入れたり、完成したお弁当が流れてくるのを番重に詰めたり、お弁当を店舗ごとに仕分ける作業をしたりしていました。

 

食品工場でのバイトというと、「奴隷扱いされる」などと悪評高いですが、それは否定しません(笑)

最近もこんなまとめを見つけました。

 

単発の工場バイトしたら地獄を見た:ハムスター速報

 

「超絶わかる」というのが率直な感想です。

私も初めてお弁当の工場でバイト(しかも夜勤)をしたとき、「こんなところ二度と来るか」と思いました。

初めてなのにあまり教えてくれませんし、作業に手こずってラインで追われていると叱られました。

 

 

それでも3年半続けてこられたのは、「自分がそんな理不尽に適応したから」と言うよりは、「工場が実は比較的良い環境だったから」と言うほうが正確でしょう。

 

● 名前を覚えてもらった

最初は「派遣さん」とか「そこのお姉さん」などと呼ばれるのが普通でした。

が、「二度と来るか」と思いつつ惰性で工場に行っていると、週1〜2だったとはいえ、名前を覚えてもらいました。

いろんな部門に連れていかれましたが、工場自体がそれほど規模の大きいものではなかったのです。

一緒に作業する人が顔見知りか否かというのは居心地の点で大きな要素でした。

部門によってギスギスしやすかったりもしますが、基本どこも雰囲気は悪くありません。

ときどき雑談もできました。

 

●少し丁寧に教えてくれるようになった

ラインでの作業は、基本的に見よう見まねです。

作業の最初にパートの方が簡単な説明と共に手本を見せてくれて、それをまねるのです。

うまくいかないとやっぱり注意されたりしますが、何度も工場に通っていると、パートの方は少し優しく教えてくれるようになりました。

それに、ある作業で覚えたことが他の作業でも使えることがあります。

「両手をフル活用する」がその一例です。

経験が増えてくると、初見の作業でも追われたりミスしたりすることが少なくなります。

もはやゲーム感覚です。

音楽を脳内再生することもできるようになります。

 

●パートの残業を減らす努力をしている

ときどき、社員さんたちが躍起になってパートの方々の残業を減らそうとしています。

一昨日はとても退勤が遅くなったそうですが、私がバイトに入った昨日は30分程度の残業ですべての作業が終わり、パートの方々が帰っていきました。

私は残業の上限を心配する必要がまったくないので、そのあと社員さんに頼まれて他のラインのお手伝いに行きました。

私とは直接関係ありませんが、従業員の残業を減らそうとしている会社の姿勢は、好感を持てました。

 

●ひんぱんに工場の中の何かが変わっている

これも「この工場嫌いじゃないな」と思う要因ですが、間を空けて工場に来ると、高確率で工場内の一部が変わっているのです。

廊下がラグ(?)になってスリッパ不要になったり、衛生チェックが2階で行われるようになったかと思えばすぐに1階に戻ったり、休憩室に仕事とは関係ない掲示板ができたり、……。

昨日行ったときは、社員さんが喫煙室の改修をしていました。

働きやすい環境を作るために工場なりに努力しているのかなと思っています。

それに、「今日は何が変わっているかな」と考えながら工場に行くのはちょっと楽しかったです。

 

 

昨日は、よくお世話になったラインのパートさんと社員さんに挨拶をしてきました。

あたたかい言葉をかけてくれました(*´∀`)

最初に「二度と来るか」と思った自分からしたら、工場に「ありがとう」という日が来るなど想像できないことです。

いろんな意味でいい経験をすることができた今は、感謝の気持ちを持っています。

 

 

 

さて、この前の月曜日は、1年ほど前から行っていた某パン工場で最後の夜勤をしてきました。

あのパン工場は結局慣れることができませんでした。

まず、名前を覚えてもらえないのです。

フロアの違う9つの部門にアトランダムで連れていかれ、また1つの部門の中にも複数のラインがあるので、毎回違う人と作業することになります。

顔見知りにならないので、同じ人に「ここは初めて?」と聞かれたりします(笑)

雰囲気は、お弁当の工場よりはよくありません。

機械の音でうるさいので、社員さん同士の雑談もあまりありません。

他の人が楽しそうに作業しているか否かも、居心地を決める1つの要素だと思うんですけどね。

そして、社員さんの残業に対する配慮も少ないように感じました。

お弁当の工場でときどき耳にした「〇〇さんは今日は早く上がろうか」という話もなく、毎回3〜4時間残業している派遣の私のほうが、偉い人に言われて早く上がっている状況でした。

私が退勤するときも作業は終わっておらず、他の人が作業を続けていました。

まさに「奴隷」だと思います。

さらに言うと、パン工場での作業はごく単調でしかも長時間に及ぶのです。

お弁当の工場では、作業が単調ではなく、しかも長くても2時間ほどで他の商品に切り替わるので、あまり飽きませんでした(それでも慣れるのには時間がかかりますが……)。

一方、パン工場は、シンプルで長時間に及ぶ作業が多いです。

パンの型をベルトコンベアにのせる作業を6時間させられたときは、さすがに頭がおかしくなりそうでした。

 

 

 

ということで、「食品工場で働いてどんな感想を持つかは工場による」というのが私の感想です。

加えて、働きやすさは会社の規模とは関係ないとも思いました。

「大企業だから」とタカをくくっていると、痛い目に遭うかもしれません。

すべての人には当てはまらないかもしれませんが、私個人はそういうふうに思いました。

仮にお弁当の工場に週5で入ってもなんとかやっていけそうな気がしますが、パン工場に週5で入ったら脳死すると思います。

 

いろんな仕事を経験できる派遣は楽しいですね(棒)

 

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